「血の轍」男子中学生の主人公に異常な愛情を注ぐ母親。怖い、、、けど気になる親子の行く末。
「血の轍」
どこにでもいる普通の男子中学生と「過保護すぎる母親」。
普通に暮らしていたはずの日常が、ある事件をきっかけに壊れ始める。
とにかく色々な意味で怖いし、考えさせられる物語です((( ;゚Д゚)))
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無料試し読みあり。
(ざっくりあらすじ)
中学二年生の長部静一は、ごく普通の男の子。
父母との三人暮らしで平凡な毎日を送っていた。
静一のちょっと人と違う所があるとすれば、、、
母親の静子からの「過剰な愛情」を受けて育ったところ。
それでも、ごくごく普通に暮らしていた。
ある夏の1日までは。。。
とにかく、この漫画すごい「怖い」です。
グロいシーンがあるとか暴力シーンが多い訳じゃないんですが、主人公や母親の心理表現が凄い!!
登場人物で一番怖いのは、母親静子なんですが、「怖い」といっても暴力を振るったり暴言吐いたりするわけじゃなく、息子のためなら何でもする。
それが息子を苦しめることになったとしても、息子のために何でもする。
更に怖いのが行きすぎたスキンシップ。
息子が可愛すぎるあまりキスする。
それ以上の行為は、ありませんが💦
その母親からのスキンシップを受け入れてしまう息子も怖い、とゆーか可哀想😥
母親と息子。
母親の愛情ってなんだろう。。。
そんな事を考えさせてくれる物語です。